第 3626 号2018.07.22
「 住んでいる所 」
加納 麻美(横浜市)
私は学校の休みの日におばあちゃんの家に遊びに行きました。
そこは大きな団地と一軒家が建っている所です。
団地の中には、車が入れない歩行者天国の「赤い道」があります。お母さんの話によると、赤い道を通れば団地から小学校まで一般道を通らずに行けて安全だったのだそうです。赤い道は移動手段以外にも活用されています。木がたくさん植わっているし、散策ルートがある小さな山もあるので、散歩にピッタリです。また、ペットとの散歩や赤ちゃんとの散歩も安全に、楽しく使うことが出来る道です。さらに、赤い道のある部分には商店街があります。今は閉店されているお店もありますが、西洋風のパン屋があって、その食パンは無添加な上にアレルギー物質を使っていないので、私も食べることが出来ました。お店の数が少ない商店街ですが、とても和やかなふんい気がただよっていて、私のお気に入りの場所の一つです。
団地の一歩外に出ると、一軒家がいくつも並ぶ住宅街です。けれど、よそよそしい住宅街とは違い、お日さまの陽の中によりそっている花のような住宅の集まりです。古い家から新しい家が混ざって建っていて家を見ながら歩くのはとても楽しいです。日当たりの良い窓に座っているねこを見ました。一枚の絵が出来そうだと思いました。新しい家が建ちそうな空き地に自分が住みたい家を頭の中で建ててみました。庭が大きく、えんとつがついていて屋根裏もある家を建てるのが夢です。ある家に植えてあった大きなオリーブの木も植えてみたいです。将来はおばあちゃんちの近くに一軒家を建てたいです。そこは歴史がある町でもあるので大好きです。先日、池があった跡の記念碑を見つけた時におばあちゃんが説明してくれました。次は私が今住んでいる所の歴史を紹介してあげたいです。