第 3625 号2018.07.15
「 いくつになっても女子会 」
コーラルピンク(ペンネーム)
88歳の母、69歳の叔母(母の一番下の妹)、そして56歳の私。
時折のランチはいつも、デパートの正面入口の椅子の所で待ち合わせ。誰かが少し遅れても、楽に座って待っていられるから。
先ずは揃うと、お互いの元気を確かめ合い、それぞれの装いをチェック。「まぁー、素敵ね!!」もあるけれど、当然辛口のコメントも。私には叔母から「他はとてもいいのに、足元がちょっとね。」と一言。確かに、ズボンの裾とショートブーツが合っていないかも。
ひとしきり話した後、上の階にある行きつけの和食屋さんへ。
お店の方たちも心得たもので、私たちの長居は承知の上。なるべく落ち着ける席へと案内して下さる。背中が丸くなっている母のためには既に、椅子の所にお座布団がしつらえてある。いつものお心遣い、心より感謝申し上げます。
さて話題は、お洒落や髪形、世の中の事、体調の事、家族のちょっぴり嫌んなっちゃう話、実に様々。「テレビで安倍さんが言ってた『ウンカの如く』って、漢字で書ける?」なんていうのも。これはやはり年の功、母の面目躍如。(ちなみに正解は『雲霞』)
そして食後には「ゆずアイス?それとも、あんみつ?」
お喋りの時間は、あっという間に過ぎ、でも、折角のデパート。やっぱりお買い物も、という事で、いざ、下の階へ。なんと今日は3人お揃いの、小花柄のプリントブラウスを色違いで購入。セールなのも嬉しい。丁寧に対応して下さった店員さんのお名前が読めなくて、お尋ねし、その読み方を忘れないようにと、3人で何度となく、声に出してみる。帰って調べると、全国で1000人足らずの珍しいお名前とか。これもまた素敵なご縁。
さあ、次の女子会はいつにしましょうか。