第 3604 号2018.02.18
「 天国にいる私の大切な人たち 」
加藤 美恵子(市川市)
私の大切な人は、皆天国在住。
「おじいちゃん」
明治生まれの軍隊出身で、頑固者。とても厳しかったけれど、地域の為に貢献しきちんと生きた人だった。94歳まで自宅で命を全うした。
散歩で迷い、近所の八百屋さんがリアカーで連れてきてくれたことも良い思い出。
「おばあちゃん」
私の母でもあり、私の存在の全て。言葉で言い尽くせない、感謝の人。血縁はなかったけれど、私の全人格を受けいれてくれた大切な人。
今でもたくさんの残してくれた思い出で、私の心をほっこりさせてくれる。慈悲深い人、大好きです。人は信用されると頑張れます。
「お父さん」
幼き頃、実母と離れた私に寄りそって生きてくれた人。あちこちに連れて行ってくれたね。「だっこちゃん」がはやった時は、勤務明けなのに、徹夜で並んでくれた。ありがとう…たくさんの優しさ。
「おばさん」
私は、゛お姉ちゃん゛と呼んでいたね。叔母が友人と出かける時は、いつも一緒に連れて行ってくれたね。独身だったのに、私を連れていたので、私の母と間違えられてしまったね。感謝してもしきれない。夏に行った葉山の海、軽井沢、秋には京都などたくさんたくさんありがとう。
「生んでくれた母」
私を生んでくれた。顔も知らないけれど、私に教えてくれました。゛くも膜下出血゛で天国に行き、私にもその危険性があると…。本を呼んで勉強したら、私も。でもありがとう。私はここに元気だよ。
今、私は還暦を迎え、日々笑顔で、みんなにもらった愛情に包まれて生きています。
みんなに会えること…楽しみに。