ウエストの小さな紙に、載せきれぬほどの詩を見ながら、私は溜息ばかり、どれもこれもいい詩で、載せたいけれど…。 こんどは、相良さんの夜の襞を、高田亮さんの小曲二題を選びました。高田さんはもうすぐれた詩人です。鏡なんかも捨てがたい作品。紙面が狭いのでいい詩をねぎらえないでごめんなさい。 林芙美子