第 3355 号2013.05.12
「 若者達へ 」
米屋の竜ちゃん(ペンネーム)
「努力すれば必ず夢は叶う」親としては、子どもにそう教えるべきか・・・いや違う 私は「夢って、めったに叶うものではない」そう教えたいですねぇ、でも誤解しないでください、夢を持つ事は素晴らしい事だと思うんですよ。
ただ言いたいのは、夢を叶えた人に対し、夢叶わぬ人達が、何百何千、いや何万人っている事、そして夢破れる事態に遭遇した時に、いかに前向きに進むか、それが大事。
夢を実現した者は一流!夢を実現できなかった時でも努力を続けられる者は超一流!
先日、我が家の長男が、高校から進路に関するアンケートを持って来たのですが、その内容は「希望進路? 大学進学 就職 専門学校 どれかに○せよ 将来希望している職業(なるべく詳しく)などなど」まだウチの子、高1なんですけど・・・先生方も最近の就職難を考慮し、早く進路希望や希望の職種を決めて、その目標に向かってがんばりなさい的な指導のようで、それも理解できます。
しかし・・厳しい就職状況ってことは、希望通りの職業に就けない若者も非常に多いってことですよねぇ そこで私は声を大にして言いたい!どんな仕事に就きたいか、よりもとりあえず何でもいい、就く事の出来た仕事・・そう『行った先でがんばれ!』って事じゃないですかねぇ。
実際に働いてみて、大人社会を肌で感じ、飲み会やら、恋愛やら、はたまた、上司に叱られたり、お客さんに褒められたり・・色々な人から影響を受けながら初めて本当にやりたい仕事が見付かるのかもよ。今や終身雇用や年功序列なんて死語!若いんだもん、前向きな転職だったら全然OKでしょう!若者よ「夢は叶う」より「努力は報われる」の方が確率は断然高いとおじさんは思うよ。