第 3221 号2010.10.17
「 ひとりごと 」
きんぴらごぼう(匿名)
最近なにかパッとしない。外は澄んだ秋空なのになんだかすっきりしないなあと思った。口から出るのはため息なり。
働きたくてもパートしかない、一日4時間の労働、何だか消化不足の毎日。このご時勢、働ける場所があるだけでもあり難いとは判っているのだけど、やっぱり消化不足の感。私44歳女子、まだまだ若いつもりだ。しかし、世間は若いとは認めてくれない。このパートにたどり着くまでに何回面接したことか、、、またため息がでそうだ。頭の中でそんな独り言を繰り返しながら、いった配達先でおばちゃんが、ごくろうさまとちっちゃな飴ちゃんをくれた。なんだかちょっと嬉しくなった。
帰り飴ちゃんの紙をはがして口に入れた。あまい、プチ幸せな気分になった。なんて単純な私。紙を捨てようとしたら、あたりと書いてある。もういっこもらえるのかな?またまたプチ幸せな気分。さっきまでの憂鬱が、飴ちゃん一個でどっかへいっちゃった。まだまだいいことあるかもしれないなあとつぶやいた。