第 2833 号2003.05.11
「 英会話が通じた 」
山崎 正子(横浜市)
次男がニューヨークに単身赴任していた時、私は、訪れてニューヨーク一日観光めぐりのバスに乗りました。予定より早く着いてしまったので次男に電話で相談すると、そこからニューヨークの近代美術館が近いので行ってみたらとのすすめで、ひとり出かけました。すぐ近くと聞いたのにわからないので、雑貨店に飛びこんで聞きました。もちろん、英語で――片言だけれども通じておしえてもらい、近代美術館に行くことが出来、そこでもマチスの「ダンス」のポストカードがほしくて、店員のかたに英語で聞きました。これも通じた! 五年位
やっていた英会話は、ほとんど日本語会話教室みたいだったのに、やっぱり役にたっていたのだ! 私は、感動につつまれて帰国して英会話教室の友人にその話をしました。その友人曰く、「日本語でおしゃべりの人でなければ、英会話も上達しない。」英会話は頭の中で考えたり、文章で作ったりしていると(日本人に多いそうだ)駄目みたい。とにかくしゃべってみる、おしゃべりを好きになってみることが大切だとおしえていただいた。そう言われてみれば、そうかもしれない。
――それにしてもあのニューヨークでの英会話が通じたことの喜びは、今でも忘れられないのです。